命身格局の性格特質
命宮は子宮、紫微廟で吉星は会していない。忌煞と会す。
変動が多く、うわべは正直温厚で実際は心が狭い。
羊刃が同宮し、狡猾で是非が多く強情で孤独、恩をあだで返すような性格。
紫微斗数の古典では貪狼落陥で煞星が会し、吉星が会さなければ
物事を上手にやろうとして逆に失敗する。器量が狭く、愛憎の感情は強く激しい。更に身宮は午で、
過激で不安定である。
命身宮の格局は個人の性格に強く影響し、固有の性質として現れる。
確かに彼は業務以外の人間にはそのように応対し、上司に対しては丁重で、たてつかない。
命宮紫微で煞星が会し、吉星会さなければ非常に現実的で利害関係で人に接する。
身宮は<鈴貪格>で煞星が会し吉星が会さない。社長との重点宮位(遷移宮)でもあるので、
現実的な相互関係が強まる。甲辰大限で高職に就き社長に従順する。
彼の先天僕役宮は巳で<日月反背>であるが、天鉞、左輔と右弼が会する。
酉、亥両宮は双禄で煞星は会さない。
これは比較的部下を得やすい。
彼は会社の同僚に影で憎まれたが、上司(社長)には信用と寵愛を受けた。