ある一つの宮位に14主星が入らない時を「空宮」と言います。

星が一つも無いという意味ではないです。

六吉、六煞、その他の副星があっても14主星が無いと「空宮」です。

「空宮」は弱宮ですが、それは発展がなく、悪く、大きなことができないという意味ではないです。

気勢(勢い)が弱いという意味で、有能な上司、管理職、高官であっても見た目はそのように

見えない。威厳に欠けるように見える。

以下の特徴を持っている。

1.頑固さが無く、環境に順応するのが得意です。環境の影響が強い。

2.重い責任を与えられた時、多くのプレッシャーと自信の欠如を感じる。

3.遷移宮が良い状態の時、突然急上昇する可能性があり、本人はそれを信じることができない。

4.反対に忌煞が交沖する場合、途方に暮れ圧倒される。

5.気分は外部環境の影響を受け不安定です。

空宮の解釈には三方四正、両隣宮、格局を考慮する必要があります。もっと言えば盤全てが対象となります。