紫微斗数の星の性質を判断するのに

置かれている星の状態を吟味しないとはっきりしません。

例えば、

「紫微星」

領導力がある・・・・。

ある人はありますが、無い人はまるで無い。

解りますか、これ。

即ち、「領導力がある」という性質は

性質の表現の普遍的なものではないのです。

ですから「官禄主」や「尊」などの解釈とは意味合いが違う。

それは別の箱に置いた方が良いのです。

これを

「紫微星が命宮ですか?リーダーシップの星ですね。うらやましいですね」

と単純に言うのはプロとしてどうかと思うのです。

また、「太陽星」ですが

親切な星

これも星の状態で言い切れません。

どんな宮位にあるか?

三方の状態は?

格局は?

父母のDATAとの関係は?

おおまかに考えても最低これぐらいは観察しないと

的確な域には入っていけないと考えています。

「紫微斗数は80%ぐらいなら当るかもしれない」

なぜ20%もハズすか?

府相朝垣格の廟で禄吉星が会していても、面白くない人生の場合もあります。

それが20%と言うのでしたら

勉強不足ということです。