最近の私のブログの内容は
特に紫微斗数の星耀(星の一つ一つ)の意味合いについての
内容が多いのですが、
なぜかと言いますと、
星の性格の概念解釈が曲がっている人が多いと思い
私も「紫微斗数レッスン」で人様にお教えしていますので
信頼性のある解釈を他の人に発信しようという気持ちからです。
まず信頼できる師匠がいない場合は
古籍を調べることです。
おおよそ精解の部分が見当たるかと思います。
「数」は命理的作用。「司」は顕現するもの。
「主」は命理作用で凸顕して表れるもの。
大昔からの紫微斗数古籍にはこのような
星の性格が書かれています。
例えば「武曲星」であれば
陰金、財帛主。
これだけでおおよそ説明がなされていると思います。
星の説明に、「封神演義」という中国の昔の物語を引用して
説明してある紫微斗数の本が多くあり
そのような説明を嫌がる専門家の方々(北斗柄さん)などがいらっしゃいます。
たしかに知識ゼロの方に星を説明するには説明しやすい部分がありますが
初めはお遊びで良いですが、いずれは正しい解釈が必要になるかと思います。
例えば、その物語の中の「太公望」ですが
天の機密と紫微斗数の「天機星」はまったく関連性がありません。
また臨機応変かと言いますといろいろ考える性質が決して臨機応変とは思えません。
「貪狼星」の方がよっぽど臨機応変だと経験から言えます。
こんな少しの解釈でも、このようにズレるわけです。
たしかに、この最重要な星の性質は掴むのが難しい。
香港の重鎮と言われている「王亭之」さんも
結構、ズレまくっています。
ここからズレるとこの先の三方四正、格局、144局へうまく発展できないと思います。
そのようなことを「紫微斗数レッスン」でお教えしています。