紫微斗数の甲級副星という星の中に

「陀羅(だら)星」という星がある。

なんだか文字に陰鬱な梅雨によく似合いそうなムードがあるかもです。

この星、争い、災厄、財の損失という意味合いが一般的みたいです。

う~ん、やな感じですね~。

付いて欲しくないですね。

でも、紫微斗数命盤には必ずどこかの宮に入ります。

僕の命盤で見てみますと、

なんと命宮に入っています。しかも落陥というBATな状態で。

まあ大変でした。ダメージなことはよ~く覚えてますね。

学生のころは、とにかくケンカが多かった。

争いごとが多かった訳です。

また、ふてぶてしいというのもこの星の特質です。

兄弟星に羊刃星がありますが、

そうですね、羊刃星は赤いヤクザ

陀羅星は青いヤクザって感じですかね。

そして、この陀羅星には「骨」と言う意味があり、

マイナス的な事象としては、歯が悪いとか、(磨いても、磨いても)  

骨折、姿勢が悪い


などが挙げられます。

今までの鑑定を考えるとほとんどストライクです。

僕の様に歯医者によくかかる人、スポーツなどの結果、骨に異常がある人、

猫背のひと、体の重心が少しずれている人。

また顔に疵跡がほとんどあるみたいです。

しかし、物事には両面あって、この「陀羅」にも

いい部分では、勇気であるとか、推進力、チャンスをモノにする。

技芸、技能で身を立てるという働きもあります。

そして、この「陀羅」という名前の意味を調べると

「陀」は仏陀や陀羅尼、「羅」は羅刹という改心して天部の護法善神になった鬼。

この様に、凶暴さから精進して解脱するという意味合いがあるのです。

陀羅星、羊刃星ともに北斗星ですから、命宮だと人生の前半に働きます。

そう、前半でしたね。

そして僕は、来月も歯医者に行く予定です。

歯医者は「陀羅星」を連想させてくれます。

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