子由排盤作者の子由さんと久しぶりにメールのやり取りをした。
非常に丁寧に説明を続ける彼の姿勢にやはり台湾の師匠から
「ソフト計算は子由の排盤を使ったら良い」
と言われるだけの理解と情熱をもぅている人だと再確認した。
私はこのところ干支九星のソフトを作り上げ、
メイン占術である紫微斗数のソフト作りに取り掛かった。
ところが、国内の紫微斗数ソフトをしばらく眺めていて、
出生年月日時からの作盤が手計算と比べ、なんだか違う結果が出てきて
春秋していた。
およその対策を思いついて、子由さんに確認した。
現状の旧暦は朔日と節気が同日だと手前の月は閏にする。
またこれは仕方がないと思われるが、斗数の始まりの時刻は夜の11時から
始まる。月朔日時と節気日時との関係がおおざっぱである。
そのことがあまり話題に上がらないのは、月亮を重視する占術が少なく
ソフト化されているものが少ない現状がある。
台湾の方が極めて忠実に計算している。
ただただ、旧暦をプログラムに入れ、星を従って配置しているものがほとんどだ。
斗数の暦計算は
朔日時間に節気時刻が含まれれば閏ではない。
一日の始まりは午後11時からで朔時刻が11時以降であれば
旧暦の1日は翌日になる。
過去の鑑定を照らし合わせてもこの方法は個人的に信頼している。