紫微斗数の奴僕宮が交友宮と呼ばれ始めたのは
ここ４０年くらいのことらしい。
奴僕宮というと奴隷を連想される人も過去ずいぶんいらっしゃいました。
私の場合、台湾にならって僕役宮と言っています。
交友宮と奴僕宮ではずいぶん意味合いが違うように思います。
紫微斗数が確立した大昔と比べ、
今の社会では社会的な階級意識が希薄または変化しているのですが
この宮の本義としては単にお友達ではなく
自己の部属下間の縁分
として推定するべきだと考えます。
よく安い書籍に簡単に書いてありますが
遊び友達、学友、利害関係のない人との関係はここではありません。
