私の奥さんが萬年暦を新調すると言うので

ネットで久しぶりに色々検索してみました。

どこの干支九星の流派かは伏せますが

「それを忘れたのが、令和元年の冬至の時であり、令和2年の夏至で閏を入れるという事態が起きています。」


「そしてこれと同じことが、令和31年の夏至と冬至の時にも起きます。」

と子弟共に、閏設定の誤謬を指摘しています。

根拠としては、望月治先生の「干支九星・万年暦」に記載されていたと。

おろおろしている様子でした。

現状、日本でプロアマ問わず、広く信頼されている萬年暦には

天象学会「令和萬年暦」があります。

この書籍の閏の設定が違うと言っているようです

唯一、東洋書院の東海林秀樹氏の「萬年暦」自分らの考えと一致していると言っています。

以下は私の判断となります。

日家九星閏の設定方法は「九星置閏法」と「前遠後近置閏法」があります。

しかし、本来の日家閏調整というのは、日数に余剰が出るので、それを合わせましょうと

いう目的で操作されるのが第一義だと思います。

つまり、九星の一遁サイクルが180日から+30日となったら閏調整すれば良いと考えます。

令和元年の冬至 で閏を入れたら2019年冬から2020年夏の切替日までの間隔が180日となり、日数がおかしくなります。

望月治先生の「干支九星・万年暦」 の内容からの判断ですと確かに間違えていると言えますが

私は望月治先生の孫弟子となりますが、師の著書には間違えも多くあります。

何十年もの研究の経緯を考えると、多めに見ています。

閏の目的は何?