紫微斗数が体系化されたのはおよそ1000年以上も前です。

ですから現代の私たちの環境や時間感覚とはいくらか違いがあります。

そして、その当時の大吉な人生というのはいわゆるエリート官僚の出世コースを

基本としたもののように思えます。

ですから例を挙げますと、ベンチャービジネスを立ち上げるようなタイプの人生は

アウトロー=安定していない。=凶

のような図式の解釈も見受けられます。

少し、情緒が豊かで好奇心旺盛な女性であれば、「桃花」と言いたがります。

官僚農耕制度の社会ではそんな判断方法もされてしまうみたいです。

同じ命盤に対する考え

初めに

紫微斗数の命盤に現れているものは人生のすべてではない。

この概括的な描述から推定を安定させるには実際の本人の経験や今現在の考えかた

や運勢状態を加味して命格特質と総合させ進めていくのが良いと考えます。

勉強していく姿勢としては、「こうだからこうだと」すぐに決め付けないで

「こうらしい」でストックしておいて、総合的な判断を紡げるまである意味

辛抱するのが肝心かと思います。

誤診をまず避けるように工夫してください。

同じ命盤に対する考え(案例: 同じ性別)

両親が違うということですから、面相は違うのが前提ですが

似ている部分があると言えます。

成長背景、家庭教育方法、父母からの育て方は命盤で推測可能です。

学業、技能、職業の一致は不可能です。

個人が主導(選べる)の事柄は完全には一致しないと言うことです。

但し、方法は異なっても結果が同じという状態も考えられるでしょう。