紫微星は古典においては各星耀の

「枢」と書かれ、他の星を統括する星と書かれているものが多いですが

私は中心的な星とは思っていません。

但し、紫微星は三方の財ハク宮に武曲、官禄宮に廉貞という担当宮にそのものの星がはいりますから

その分運勢的に有利なベースが備わっていると考えられます。

これも、その命盤の状況によります。

いくら命宮が紫微星であっても、ろくでもない人間もいくらでもいます。

紫微星はなぜぷー太郎が多いのか?

ですが、紫微星は陰土で「尊」の星ですから、プライドが高く、良いも悪いも

「メンツ」を非常に大事にします。

ですから、ぷー太郎が多いというのは

勤めはつらい。人に指図されるのは嫌だ。そんな仕事は俺さまのプライドが許せない。

ほかの人がやってくれないかな。これをして誰が賞賛してくれるだろうか?

というようなプライドとメンツに関わる感情が多く出やすいからだと思います。

まず、命盤を理解するには、このような星の性質、どのような星なのかを

精査することが重要かと思います。

それは、古典を解明するベースにもなります。

その考え方を「紫微斗数レッスン」でお教えしています。