紫微斗数の命盤のなかに

星の組み合わせにより、特別な現象ができることがあり

それを格局と呼んでいます。

よくレッスンの生徒さんに尋ねられることは

「この格局でどのような事象が出てきますか?」

ということなのですが、最も知りたいところでしょうが

正確に言いますと、格局の現象は

「これこれこうなる」

とは決められません。

例えば「鈴昌蛇武」格という凶格ですが

一般的には甲級主星の武曲のダメージですから

破財と連想できますが、そうとは限らず、

人間関係のトラブルであったり、また病気の発症であったりします

必ず言えることは

良い格局も悪い格局も「なにかそのようなことが起きる。

ということです。

しかし、人の一生を考えると吉凶はつきものであり

そのことに対し、一喜一憂するのではなく

時中を受け止め、できる範囲の反省と対策を

考えると良いかと思います。

これは易経の姿勢でも共通していると思います。

言い方を変えると、

「化忌は化忌」

ということです。