<安倍一輝・紫微斗数レッスンより抜粋>

紫微斗数命盤において

空宮とは

その宮に

主星

が無い場合を指します

旺廟で言えば落陥です。

また弱宮とも言えます。

しかし、落陥宮だから悪いとか凶というように

単純ではなく

簡単に言いますとその宮の気勢が弱いという判断です。

特徴としては

自分の考えに固執しない

環境に非常に左右される。

大事を任された場合、気力は旺盛だが自信が少ない。

吉星や禄星の影響で異常な発展をすることがある

殺星や忌星の影響により身の施し様を失うことがある

このような現象が考えられます。

また空宮の判断は対宮の星を借りてみるわけですが

今までの鑑定経験上

影響因素が複雑ですから

その対宮の三方や隣宮

空宮本身の三方もよく検討しないと

正確さが劣るように思います。

参考命盤としては

太陽・巨門(寅、申)や

紫微・七殺(巳、亥)などの組み合わせがあります。