一般にホロスコープ(占星盤)は世界に様々なものがある。
最近気が付いたのは西洋のものとインドのものとは、
割り当てられる星座名は同じだが
計算方法にズレがある。
サイドリアル星座とトロピカル星座
およそ23度のヅレがあると言われている。

簡単に説明させてもらうと西洋占星術で
「蟹座の人」と言うのは
「太陽が蟹座にある人」を指す。
インド占星術ではほとんど
太陽がふたご座の人に入ってしまう。

この差異はインド占星術が
地軸の振り戻しを計算に入れたからだということらしい。
現状、この考え方の方が天文的に正しい、
即ち、正確であるという認識らしい。

ここ最近、
紫微斗数とインド占星術の共通点や比較を続けてきた。
共通点は確かにある。
紫微斗数の星は主だったもので35個
インド占星術は9個

数の差を埋めるものとして、インド占星術の方は
星の出所と言える支配性を常に配慮する複眼的な
アプローチを常用する、
星そのものの性格に多様なマトリックスが係る度合いが大きい。

全く異質のものではないと言うことは
確かな気がする。

表現の差はあるが、本質的なイデアはそう違わない気がする。