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孝子さんは看護学校を卒業して、大病院に勤め、

辛未大限、乙亥年(1995)に結婚し、子供をもうけてその後、創業した。

専業主婦を望んでいたが、夫に反対され、仕事はとても忙しかった

戊寅年に仕事上で面倒なことが現れた。

孝子さんの結婚大限は順調かどうか?

孝子さんの夫妻宮は未宮にあり、主星は廉貞と七殺、三方四正には羊、陀、火、鈴の

四殺が会照しています。

なおかつ、孝子さんの生年(甲)の三奇加会となっています。

<甲の四化は廉破武陽で廉貞、破軍、武曲が夫妻宮の三方に有ります。生年三奇>

この三奇が絡むことは単純に見たら

結婚に関しては非常に主導的でこれだという相手が現れたら逃がさない。

壬申大限と辛未大限はどちらも孝子さんにとって結婚適齢期の大限です。

それでは2つの大限の状況を比較してみると

壬申大限天梁化禄でそれは大限夫妻宮に入っている。

大限化忌の武曲は亥宮に有り、鈴星が同宮し、空劫に挟まれている。

これは「空劫夾殺」の凶格を形成している。

この凶格は凶悪で凶象が潜在していると言える。

亥宮は先天の夫妻宮の三方位であり、先天の福徳宮。大限から見たら田宅宮です。

このことから、心理状態が不安定で、家庭的な運は弱くてびくびくしているような状態です。

もし、結婚を無理強いするならば、良い相手は見つけ難くて、

ふたまたをかけられたり、だまされたりして失敗しやすい。

この大限は凶格が先天夫妻宮に絡み、大限化禄が大限夫妻宮にはいるが

対宮の太陽忌に沖破されており、よろしくない。

判断を誤りやすい時期だと言える。

巨門が化禄で辰宮にある。寅の禄存とで卯宮の紫微、貪狼を挟みます。

これは事を起す組み合わせですので、それが禄星に挟まれ、また

卯宮は先天命宮と先天夫妻宮に会しています。先天夫妻宮はまた大限命宮です。

人生の大事を起しやすい時期と言えます。

結婚流年は乙亥年ですから

天機化禄がまた寅に入り、乙の流禄が卯宮に入りますから結婚年としては最良の年です。

*最も良い結婚対象の選択

孝子さんの先天夫妻宮には化禄があります。

但し、三方位の亥宮は空劫で挟まれています。

例えば丑宮が忌ではさまれた場合もともと陀羅があり、その凶星は

夫妻宮に影響します。

甲の化禄の廉貞は彼女の夫妻宮に入るので

彼女の生まれた「甲辰」年で相性をみると、

相手は辰に入り、辰宮は落陥で弱く、二人の生年忌星(共通)の太陽化忌と会照する。

幸いに太陽化忌は同宮の地劫に沖破されており、大限化禄(巨門)は辰宮に入り

丁干の場合、

太陰化禄と流禄がちょうど彼女の先天夫妻宮を挟む形になります。

彼女に年が近くて年上だと「丁酉」年の男性になります。

酉でみますと流陀が巳宮に入り、三方皆殺星が入り、辛の大限化忌が酉に入り

四面楚歌の状態でよろしくありません。長居することができない。

戊干であると貪狼化禄ですから、彼女の命宮に貪狼と流禄の巳宮が会照します。

貪狼化禄は先天夫妻宮にも会し、縁があると言えます。

しかし、戌干は寅宮天機化忌し、子宮の太陽忌とで丑宮を挟みます。

丑宮には陀羅が同宮して、孝子さんの先天夫妻宮、未宮と命宮の酉宮に会照します。

彼女と年が近い「戊戌」年の相手だと天機化忌+流羊が午宮に流陀が辰に入りこれも

四面楚歌でさらに相手の疾厄宮の巳宮は

化忌で挟まれている丑宮と空劫で挟まれている亥宮に会照している。

己干であると「己亥」年生で、辛の大限は巳亥年の太歳宮の亥と夫妻宮の酉を巨門化禄と流禄で

吉化しますが、亥宮はもともと凶象が強く、己の文曲化忌と

流羊が巳宮と未宮をかき回した後、亥宮の三方四正にはすべて忌殺星賀入ることになります。

庚干であれば「庚子」年生が近く、

太歳は先天化忌が有る子宮になります。

庚干化忌の天同星は自己の夫妻宮に入ります。

この子宮と戌宮は大限巨門禄に会照しており、制化されるかと思いますが、二人の生年忌の

太陽忌と天同忌で亥宮を挟んでいます。元々の空劫夾とこの夾忌がある。

辛丑」年生であれば流羊、流陀は命宮を挟み、文昌化忌は彼女の命宮に入ります。

これは大限の化忌も同様です。酉宮は彼女の命宮であり、辛丑年生の財帛宮でもあります。

壬干」であれば亥宮の武曲化忌と流羊、流陀がさらに亥宮をはさみ、彼女の先天命宮、

限運の命宮と夫妻宮に危害します。彼女の気を引くことは難しいでしょう。

癸干であれば「癸卯」年生は太歳宮に貪狼忌で、流陀が亥宮に入り、凶象を煽る。

壬干の忌殺は彼女の先天命宮、大限命宮と夫妻宮に会照する。

また癸干の羊陀は子宮の太陽化忌を挟む。これは孝子さんの大限疾厄宮である。

丙申」年生であれば

太歳の申宮は空宮で孝子さんの生年太陽忌が会照して、大限の文昌忌と丙干の廉貞忌で

挟まれます。

乙未」年生であれば

未宮は彼女の先天夫妻宮です。

寅宮太陰化忌で寅宮は羊陀夾忌。

寅宮は大限と乙未年生の疾厄宮でもある。

寅宮は乙干の場合、陀羅が入る。隣の丑宮は忌星と殺星に挟まれることになる。

その丑宮は相手の太歳、彼女の先天命宮、大限命宮、夫妻宮に会する。

乙干羊陀は卯宮をはさみその卯宮は殺星が二つ有り、凶象。

卯宮は太歳、彼女の先天命宮、夫妻宮、大限命宮に会する。

このことから「甲辰」年生が危害がなく、彼女を求めてくれる

最も適した相手と考えられる。

二人の生年太陽忌が空劫で破られ凶星は大ではなくなる。

大限の巨門化禄は甲辰年生の太歳にあり、その夫妻宮の寅には禄存がある。

気が合うのは容易。