紫微は本来事業を主るため、もし紫微が命宮に入り、かつ三方四正の組み合わせが良ければ、たとえ事業宮が多少悪くても、事業に大きな支障はありません。しかし、もし紫微が命宮にあってその三方四正の組み合わせが良くない場合、たとえ事業宮が良くても、事業は必ずしもうまくいくとは限りません。
紫微が命宮に入る人は、事業の吉凶を論じる際、命宮の重要性が事業宮よりも強くなります。
もし紫微が財帛宮や遷移宮に入る時も、その人の事業に対してある程度の影響を与えます。
紫微が先天の命宮に入れば、その事業への影響は一生続きます。もし先天の命宮の甲級星が紫微でなく、大限(10年運)で紫微が命宮に入る場合は、紫微の事業への影響はその大限に限られます。