昨日は、調べ物があり国会図書館へ一日カンヅメ状態となりました。
空き時間で紫微斗数関連の書籍に眼を通した。
上記の書籍を初めて読んでみたが、私が学んだ台湾の伝統斗数と比べ
古伝賦文の解釈がかなり薄いと思った。
実際の個人の命盤の状態と照らし合わせていない。
そのまま、賦文の直訳で自分の頭で中国人の感覚を咀嚼していない。
彼らは理と事のWスタンダード+白髪三千丈が日常的なので
少なくても数人の占い師のスタッフが合同で制作したようだが
賦文も、その意味で考察してまとめて欲しかった。
害の無さそうな、幼稚な解釈部分は、まあ無視するが、
例えば、羊陀の部分で
「辰戍丑未年支生人,立命於四墓之地為福」
「〈擎羊)亦主離祖遠行,六親無依。若居子午卯酉四敗之地,刑剋極重」
そのまんま、翻訳し、コメント無し。
この吉凶は、宮位に関係なく、同宮する甲級主星の状態によるもので
午宮にあるからとか四墓地であるからとか、全く条件に入らない。
私の「紫微斗数レッスン」では古伝もしっかり解釈して伝統斗数を教えている。