紫微が寅の命宮
必ず天府が同坐。七殺が対宮に来会する。甲年生まれは禄存が寅に入る。
廉貞化禄が午宮、武曲化科が戌宮に会す。財官双美的富貴命格。
化科星曜が財帛宮にあり、効果が無いわけではない。科星は聡明才智。
武曲化科が財帛宮、この人は財務管理が非常に賢い。
伝統的に男は陽剛、女は陰柔。若し女命が陽剛過ぎる場合は、刑剋に遭いやすい。
紫微が寅命宮の人は男性的過ぎるので、女命は宜しくない
先人が言うには、「紫府同級の女命は孤独だが富貴、玉に瑕を防ぐ必要がある」
これは孤独が原因と言い当てている。
男女に関係なく紫府座命で左輔、右弼を見ず煞星が同宮加会したら全て孤独。
命宮に左右を見ない人と比べると、左右が同宮加会の人は更に富貴。
左輔、右弼は命格のプラスの作用を拡張します。
(左右が会していないと孤君)
一般的に、人が、金使いが荒いか倹約家かは、命宮と福徳宮とを併せて検討する。
紫府が寅の命宮は旺宮で、紫府は財と利益、禄存が更に加わると紫府の財利作用を強める。
但し、羊陀が会したり挟んだりすると慎重になり保護しようとする。
羊陀は財庫を護る2人の警備員のようなものであり、お金を失う可能性が低い。
非常に質素になる。従ってこの例をとると福徳宮の組み合わせを見る必要はない。
あなたは彼らのお金の扱い方を推測することができる。
倹約家が富まないと考えるのは難しい。
行限では（女命逆行）、丁丑限で太陰化禄が福徳丑宮に入る。
丙子限で大限福徳宮は紫府の寅宮で禄存同坐。
乙亥限で天機化禄が大限福徳宮。
甲戌限で廉貞化禄が再び大限福徳宮の子宮を照らす。
丁丑限から甲戌限まで、4つの大限は全て福徳宮が連禄になり、非常に吉。
そして、大限夫妻宮は丁丑限から甲戌限まで、また連禄現象がある。
一方男命では行運順行で、命宮に連禄現象がある相当吉。
しかし、夫妻宮と福徳宮には連禄現象は無い。
伝統的論命では、女命は夫により貴であり祝福されたほうが良いと考えている。
これは女命の夫妻宮と福徳宮に該当する。
賦文に、紫府の寅坐命の甲生まれの人は、ただ非常に吉と書かれている。
男命の生活が富貴でないと言う意味ではない。