紫微斗数のベースにあるものとして「陰陽五行」がありますが
これが実に漢方(中医学)に非常に密接に符合しています。
星の擦り合いや宮の状態などに顕著に観られます。
中医と言えば患者の病気の診断に対し「四診心法」という
患者が今どのような状態でそれならばどのような治療方針で取り組むかという前処置です。
1.まず観る
2、音を聞く
3、本人の状態を聞く
4.直接触って診断を行う
これらは紫微斗数の鑑定にもそのまま言えることです。
生ませた生年月日時刻が同じであれば
同じ紫微斗数命盤になりますが
それではアドバイスがまったく同じであるかと言いますと
差異が出てきます。
「お腹が痛い」といっても冷えたからか、食べ過ぎたせいか、腸の働きに支障をきたしているのか、
奥さんに叱られたのか・・・。
原因としては命盤に出てくる場合がありますが「易占」と同様
相互的なものを推察し、現象を弁証、まとめないと話になりませんから
このような前処置は必要となります。
そんなことを「紫微斗数レッスンでご説明しています。