紫微斗数の古典を調べていくと
命盤の「変卦」をしているものがある。
たとえば、先天盤では官禄宮(仕事を観る宮)が弱勢で
宮の内容がおもしろくない場合、表面的な生涯の仕事運は大したこと無い、
という見積もりになりますが
実際の当人の活動履歴を調べると、ずいぶん違うことがあります。
そのような時に、命盤の甲級星を「変卦」させ考えると
見えないものが見えてきます。
これは、ひとつの星耀を単に部分という解釈ではなく
まさに、事象を説明するドアとして展開させるということになります。
破軍星は夫妻の主、という意味は単なる担当宮位だけではなく
その星を除いたら詳しく可変的な表示があるよ、ということです。
「だいたい当たるけど外れる場合もある」
ではないのです。
これは正しい解釈がないと理解に時間がかかると思います。
その考え方を「安倍一輝・紫微斗数レッスン」で責任を持ってお教えしています。