紫微斗数の恋愛鑑定は
単純に観ると命宮の3つ隣の「夫妻宮」の状態を観ますが
この事象は相手との関係が重要であるというのは当然の理です。
ですから、夫妻宮である程度、その方の「思い癖」は推測できますが
相手とどのような関係にあるか?
の方がより重要です。
その関係を知るのに飛星を使ったりしますが
当らずとも遠からずで決して的確ではありません。
命盤に干を決定するのに、五虎遁で変換するのは
およそ共通の操作ですが、これが必要で、また
先天の夫妻宮の状態が良くても、相手によって、また時期によって
大きく結果が違う場合があります。
夫妻宮をつかさどる主星は「破軍星」です。
破軍星の状態。
これも影響力が強いものです。
もともと主星には主としての担当宮位があります。
最近の飛星ではやたらに飛星させて状態を探ろうとしますが
例えば「夫妻宮」からの干の飛星が的確かというと
私の経験上では曖昧であると言えます。
それを証拠に夫妻宮からの飛星が命宮そのものに入って
凶格を成しても、仲睦まじいカップルはたくさんいます。
そのあたり、自分で検証し、確認していかないと
台湾の占い師に手玉に取られてしまうわけです。