紫微斗数の命盤には十二個の宮(部屋)があります。
この十二宮各々に付いている宮の名称と位置について
考えて見ます。
紫微斗数には「易」の考え方が強く反映していて
最初は寅の宮からということになり、方向はいわゆる「逆方向」に配置していきます。
*自寅起算・知来者逆
*河図の観念として一六共宗(1と6は一体)
「命宮」をNO.1の宮としたら
NO.6の宮は「疾厄宮」になります。
この関係は命宮に対しての「生命と肉体生成」
「疾厄宮」からまた6つ目のNO.11の宮は「福徳宮」となります。
この関係は疾厄宮に対しての「生命的霊体」
という解釈があります。
そのまた6つ目のNO.16の宮は「子女宮」となります。
この関係は福徳宮に対しての「生命的延続と継承」
そして、三方には(上図の寅、戌、午の宮)
人の本性的な生存、奪利、争権を
命宮(生存)、財帛(奪利)、官禄(争権)に置いた。
<次回につづく>