命占
簡単に説明すると、人の人生を出生の情報によりホロスコープで表す類のもの。
子平(四柱推命)、西洋占星術、ジョーティシュ、紫微斗数推命
などがあります。
太古から占星術と暦は密接な関係が有り
東西問わず占星術の力量は暦を理解が必修であったようです。
暦の設計ですが各命占によって差異があります。
例えば子平であれば夜の午前0時が一日の境であり(流派により差異有り)
紫微斗数であれば午後の11時であり
チベットの命占などは日の出の時間が一日の始まりとなります。
必ず暦の「はざかい」は存在し、そのことに対する意見は多種多様の解釈に拡散します。
区別分類は周到な調査や検討をしてもつきまとうわけです。
私としては、このことに対してそれぞれの命占の設計概念を理解し
それぞれの本質を問うた采配を心掛ければ良いのではないかと考えています。
基礎的な組み立ては基礎であり、非常に大事ですが、最終的にはその命占に尋ねてみる。
極論になりますが、誤謬と誤謬で正解が導かれるケースもありますよね。
特に紫微の様な、きめ細かい事象が見とれる類の命占は
なんとなく当たる場合が多いですから、なんとなく良い結論になり場合もあったりします。
路線を外さない曖昧もまた良いアドバイスになることもあります。
だから適当に取り組めということではないですが
これはすべての時間に関わる占術に言えることだと思います。