六凶星。
なんだか物騒な感じがしますが。
コンビネーションに依りけり、
使い方活かし方に拠りけりのようです。
簡便なページ数の少ない紫微斗数の書籍には
「凶星の○○星の落陥だから、ご愁傷さまです。」
などと見事に無責任に書かれていますが
先ず各局や周辺の関係を確かめないと
そうは言い切れません。
わたくしのところへ鑑定に来られる人の中でも
「ここにこの凶星がいるから救われないと言われました」
などとアドバイスされたひとも少なからずいらっしゃいました。
推測が合っているものと違うものがあります。
羊刃、陀羅・・・剛毅果敢、攻撃力と権勢への欲望
積極的、無尽のエネルギー。
火星、鈴星・・・凶暴、ダイナミック、爆発力。
天空、地劫・・・豊富なイメージの隠蔵、虚構や模倣力。
こう書けば本質的な段階では是非は降りてきていないのです。
単純な解釈に注意しましょう。