紫微斗数の古典と言えば

全書、全集、十八飛星策天などがありますが

これら、いわゆる大昔に出来たものです。

宋とか明とか、

一番近いので十八飛星策天は300年前の中国の著作物らしいです。

ここで時代背景のカンを働かせてもらいたいのです。

およその古典参照の書籍がそうですが

格局にちょっとでも六殺星などが入ると

「破格」とし、凶格はまるで災難を背負ったように書かれています。

ちと単純な。

まるで、艱難辛苦や障害や向上心が悪いことのように扱っています。

昔はそうです。

封建的な社会システムが定着しており

現代の苦労して「成功(サクセス)」などという

ライフスタイルは想像できなかったのではないかと思うのです。

最近調べた命盤の中で

台湾のプラスチックメーカー大富豪経営者や

電子機器の大富豪経営者など2名は

命宮は紛れもなく化忌フル活動でした。

こんな感じです。

地盤の影響は一番強いですが

大限の巡りによってはこんなこともあるわけです。

六吉、六凶の一元解釈は単純なものです。

その方の生活を注意深く観察すると読めてきます。

昔の有難そうな古典は精査する能力がないと滋養になりません。

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